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なぜ開業を志したか?

コムギ

僕はクリニックのマスコットキャラである【コムギ】だよ!
よろしくね!!
院長はどうして開業をこころざしたの?

院長くん

やあコムギじゃないか.
そうだね,今日は初回だし僕が開業を志した紹介しようか.

今後ブログで日常診療の話や医療情報も発信しようと思うからよろしくお願いします.

自己紹介

 
院長くん

僕はもともと消化器外科医に従事していました.
悪性腫瘍に対して果敢に立ち向かっていました.

院長こと山川(以下,僕と称します笑)です.

僕は大阪府箕面市生まれです,転勤族で箕面,豊中,吹田を転々とする日々でした.

経歴

医学部卒業後は以下の通りとなります.

消化器外科医師として約10年従事しました.

倉敷中央病院というマンモス病院で研修させてもらい,沢山の執刀を経験したのは私の財産です.

消化器外科医の業務は主に以下となります.

①一般消化器外科

胆嚢炎や虫垂炎や腸閉塞などの炎症性腹部疾患を手術で治療します.

②腫瘍外科

食道癌,胃癌,大腸癌,膵癌,肝臓癌などの悪性腫瘍を切除します.

③腫瘍内科的業務

悪性腫瘍に対して抗がん剤治療を行います.

私の経歴

STEP
医学部卒業
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箕面市立病院

初期研修で2年間過ごし,素晴らしい上司仲間とともに2年間を過ごす.

STEP
倉敷中央病院 外科 消化器外科

4年間従事.年間2万件の全身麻酔手術を行うマンモス病院で,500件執刀し900件の手術に関与する.

STEP
島根県立中央病院 外科・消化器外科

腹腔鏡下大腸手術の巨匠のもとで2年間修業する.

STEP
静岡市立静岡病院 外科・消化器外科

胃.食道外科を学ぶため1年間修業する.

STEP
現在に至る

消化器外科医師として日本一を目指したいと思い熱心に突き進んでおりました.

医学の進歩はすさまじく,手術の進歩や化学療法の進歩により20年前なら助からなかった命も救えるようになりました.

医学の進歩とともに,自分自身日々成長していることを感じ充実した消化器外科ライフでした.

ひっかかるなにかを感じる日々

忙殺される日々

院長くん

充実した消化器外科医ライフを過ごしておりましたが,何か違和感を感じていました.

消化器外科医師として成長し,できることも増えてきて忙殺する日々を過ごしておりました.

外来患者は1日30人-40人,入院患者は10-20人と本当に多数の患者さんの担当をしておりました.

午前中の外来で30-40人診察するというのは1人3-4分しか時間をかけれず,入院患者が10人を超えると部屋に行っても1-2分しか診察できず,もっと患者さんに優しくできないかな?と思う日々でした.

院長くん

本当にその時の担当患者さん達には、かわいそうなことをしていたなと今でも思います.

診療はチームで見ているため過不足なくできておりました.

しかし,なんとなく無機質な診療になっておりもやもやしていましたね.

患者さんの中には癌が再発して,不安の中抗がん剤治療をしている方もいましたし,抗がん剤を使い切って後は最後をどこで迎えるかという方もいました.

もっと寄り添えないかと思う日々でしたね.

院長くん

自宅に帰りたくても帰れない患者さんもいました。
自宅に帰って2時間後に亡くなる方もおられました。
ああ、遅かったなと思いましたが、後日ご家族から大変満足された感謝の言葉があり、やっぱり自宅なんだなあと思いました。

私を変えた出来事

母の死

実は母が皮膚筋炎で寝たきりで大阪の施設に入所しておりました.

院長くん

皮膚筋炎とは自己免疫性疾患の一種で,筋肉を自分の免疫が攻撃してしまい徐々に動けなくなる疾患です

大阪から遠い場所で仕事をしていた私は十分に見舞うことができませんでした.

さみしい思いを母はしていました.

母のさみしさを満たしてくれるのは,本当にありがたいことですが,

施設職員の方,介護士さん,訪問看護師さん,訪問診療医さんでした.

母にいつも優しく声かけをしてくれて,母も大変喜んでおりました.

我が国が作った介護保険・医療保険,そして訪問診療というシステムは本当に血の通った優しいシステムだなと思いました.

財政圧迫という問題を抱え現状の医療システムを批難する方もいますが,救われている方は沢山いるのです.

家に帰りたい患者さん・家に帰ってからが不安な家族

私が従事していた倉敷は訪問診療の文化が根付いており,在宅看取りが十分行える地域でした.

しかし地域によっては根付いていない地域もあり,そのような地域では自宅に帰れない患者さんをみることもありました.

また家族さんも自宅で最期を迎えさせてあげたいが不安をかなり感じるというケースもありましたね.

抗がん剤治療が終わり,体力が落ち,自力で生活困難となった患者さんが自宅に帰りたいのに,不安を感じる家族に猛反対され病室で涙する姿を見たことがありますね.

いくら医師・患者本人が在宅医療を勧めようとしても,患者家族が不安で臨まない場合は進まないのが現実なんですね.

そうなると主治医である僕は無力感に苛まれて,急性期病院であるので長居はできないという上からの圧力もあり,療養型病院へ転院をすすめるということもありましたね.

もちろん療養型病院も悪いということを言ってるのではなく最良の選択肢の1つと思います.

本人が帰りたいといっても,環境が整わなければ自宅にはかることはできないんだなと思いましたね.

僕が想うこと

療養先の理想は自宅と私は思います.

今後超高齢社会に拍車がかかる日本において,自宅に帰りたくても帰れない患者さん・家族さんを支えるのが私の使命とおもっております.

患者さん一人一人に時間をかけて,満足してもらう優しい医療を提供したいと思い開業の選択を選びました.

自分が大好きな生まれ故郷である北大阪を舞台に日々全身全霊を尽くして在宅医療尽くしたいとおもいます.

今後ともよろしくお願いします.

今後ともよろしくお願いします.

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やまかわ訪問クリニックです.
私達は北大阪を中心に訪問診療と一般内科・肛門外科診療に従事しております.
地域の皆様の健康状態の向上に努めさえていただきます.

このブログでは、地域の皆様にお役立ていただけるような医学的な記事をわかりやすく書いております.
是非よろしくお願いします.

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